コンセプト

廃材を資源に。新しい炭の世界へ

炭を焼くだけでなぜ「地球を救う」のか。なぜ「環境保全」に貢献できるのか。不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。

湿気取りや、臭いの吸収など、炭の活用方法をご存知の方も多いとは思いますが、炭には偉大な力があるのです。

一般的に、間伐材や剪定材等の多くは、細かく粉砕されチップやペレットとして加工される事が多く、大量に活用するケースとしては、パルプ製品の原料や火力発電所等の燃料として使われているのがほとんどです。 

我々は事業のなかで、廃材と向き合うことで、新たに重要な資源である炭として活用し、通年的に有効活用するための受け皿としての新たな仕組を確立することを目指しました。

結果として、炭焼きは、一般的なボイラーの燃料である重油や灯油といった化石燃料を使わないことで環境への負荷を軽減するだけでなく、炭の高いコストパフォーマンスにより運用燃料コストも約半分程度に抑えられる画期的な再生エネルギープロジェクトとして地域に貢献出来ると考えています。

もったいないから生まれた「炭焼き達人」で環境保全

炭焼き達人 板金加工に用いる鋼板やステンレス版はスキッドと呼ばれる角材で作ったパレットに乗せられて入荷します。

使い終わったスキッド材は焼却場へ持っていき焼却処理をしておりました。が、この立派な角材を焼却するのは「もったいない」。
何か有効利用できないかと考え、「炭」にして活用することを目指しました。1999年のことです。

この度、テサキ製作所は、家庭や小グループ用の自分で炭を作ることができる小型炭焼き窯を発売いたしました。

ただ炭を生産するだけではなく、炭焼きの楽しみも味わえるように、小型ながら本格的な炭焼き窯となるよう5年の歳月をかけて開発いたしました。


最近は自然派志向の波で、炭焼きがひそかなブームになりつつあり、全国各地でたくさんの方たちが炭を焼き始めています。

この機会に、窯の煙を浴び、ゆっくり暮らしてみませんか。